ビジネスホテルで働く平民の話

東京オリンピックを控えて、どうやらホテルが乱立してるらしいですね。
というのも、ホテルで働いていても別にホテル業界の事情とかは特に気になりません。多分数字とか気にする立場の人間は気になるのかもしれないけど、フロントで馬車馬のように働いてたり、掛かってくる電話をひたすら取り続けてるような立場の人間にとってはそんな事知らんこっちゃ無い事です。
私達平民にとってはひたすらその日のチェックインと電話をこなす事が全てです。

私は今下手すれば五千円台で泊まれるようなビジネスホテルで働いているので、泊まる人間もたかが知れてます。こんな事言う人が言えば叩かれたり炎上しそうですが、いくつかビジネスホテルで働いて来た結果、これは間違いない事実だと確信してます。

価格帯としては、5000円〜25000円の幅のビジネスホテルで働いてきましたが、料金が高いほどトラブルは少なく、料金が低いほどトラブルは多くなります。これは本当に、間違いない。

もちろん、料金が高ければそれなりのサービスも求められ、お客様が納得しなければお言葉を頂くこともありますが、それは明らかにこちらに非があることが多いので全く怒られて仕方ない事です。
でもこれが10,000円を割った辺りで理不尽なクレームにシフトしてきます。朝食にトーストが無いから責任者が謝れだとか、自分で予約サイトから取ってる喫煙の部屋に対して「禁煙で予約したのをお前らが操作したんだろ」だとか、挙げたらキリがないので省略します。

高い料金でも、理不尽なクレームを貰うことはありますが、比率が違いすぎる。心はどんどん疲れていくけど、忙しいので忘れていく。

それが一番いいのだろうけど、怒りの感情とかとんでもないお客様の記録もちゃんと残しておこうかと思ってブログを書き始めます。もちろん色々ぼかして・・・。